新居選びをするときには、価格の面や購入のしやすさから建売住宅を買う人が多いですが、自分の理想的な住宅を実現するために注文住宅を建てるという選択肢もあります。注文住宅を建てるときには、依頼先としてハウスメーカーや工務店、建築設計事務所に注文できます。ハウスメーカーとは大手の住宅メーカーのことでテレビCMで企業名を目にする機会も多いと思います。ハウスメーカーにはそれぞれの会社ごとに、独自のノウハウを持っていますので、間取りのプランなどが豊富に取り揃えられています。

注文住宅は完成した物件を買うものではありませんので、事前に住宅展示場などを見学して、完成したときの物件のイメージを持ってから依頼することが良いと言えます。工務店や建築設計事務所は、ハウスメーカーと比較すると規模が小さいものとなり、独自の間取りプランを持っているケースは少なくなりますが、オリジナリティのある住宅や生活習慣や地域の特性に合った住宅の提案をしてもらうことができます。ハウスメーカーに注文住宅の依頼をするメリットは、安心感の面が最も大きいと考えられます。大手の住宅メーカーということで、住宅建設に使用する建材の品質管理が徹底されていることや、品質の高い住宅を建てることが期待できます。

メーカーによっては耐火性や耐震性の高い住宅を建てることが可能で、新技術の研究や開発に力を入れているために最新の住宅を建てることができます。万が一、何らかのトラブルが発生した場合であっても、アフターフォローが充実しているメーカーが多いですので安心です。