注文住宅のコストのポイントとは

注文住宅建設におけるコスト管理は大切なポイントとなります。例えば設備を安く済ませるために、施主がネットで安く購入して使用してもらう方法があります。ハウスメーカーは通常、自前で調達できる設備の使用を前提としますが、もちろん施主支給による設備にも対応しています。けれどもその設置に手間取ることから設置費用が加算されたり、また保障の対象外となることも理解しておくことが大切です。

その点では地元の工務店に依頼するときちんと受けてくれるものとなります。またハウスメーカーはローコスト住宅で人気がありますが、その費用にはハウスメーカーの宣伝広告費も含まれるものです。工務店の場合はあまり宣伝活動をしないので、その分コストは安くなります。ただし基本的な建材などは、ハウスメーカーはそのスケールメリットを活かして安く仕入れているので、工務店よりも安く調達することはできます。

このようなポイントを抑えて業者選びすることも、コスト削減につながります。設備にこだわらなければハウスメーカーは安く、逆にこだわりがあれば工務店へということになります。また注文住宅は3階建てはコストが割高になると言われます。基礎の強度を強くする費用がかさむのが理由です。

逆に平屋の場合も坪単価は高くなります。このように、注文住宅をどのように建てるかによって業者を選んだり、あるいはそもそも注文住宅とする必要があるのかどうかも検討することが必要となるわけです。