注文住宅の種類と特徴について

注文住宅には幾つかの種類があります。従来の木造住宅と比べて耐久性が高まっているのがツーバイフォー工法です。これはツーバイフォーと呼ばれる規格の木材とベニア板を使って壁を造るスタイルのものです。ベニア板による壁そのものが柱になり、また梁の役割を果たすことにより地震の揺れに強いのが特徴となります。

施工も簡単なので短い工期で建設できることから、建設費用も安く抑えることが可能となります。それよりもさらに強度が増すのが鉄骨コンクリート、そしてさらに高い強度と坪単価となるのが鉄筋コンクリートとなります。また注文住宅の費用の目安として坪単価がありますが、最も安い坪単価となるのが2階建てとなります。3階建てとなると基礎の強化工事が必要となるために、坪単価は3割ほど高くなるとも言われます。

また、人気が高まっている平屋の注文住宅も総建築費そのものは安いものですが、坪単価は高くなるものです。というのも、一戸建て住宅の建設費の中で大きな割合を占めるのが屋根の施工費と基礎工事となるからです。とはいえ、バリアフリーと将来老後の生活を考えると暮らしやすいのは階段の無い平屋です。また都心部で増えているのは、住宅の一部を賃貸用にしているものです。

その家賃収入をローン返済の一部に充てるという形で負担を減らす目的があるものとなります。施主によって異なる住まい方によって適切な種類のものを選ぶことができるようになっています。