注文住宅で押さえておきたい大まかな流れ

注文住宅を建てる時の大まかな流れを押さえておくと、前もって次のステップをイメージしながら動けるようになります。最初はどのような家に住みたいのかを考えるのですが、建物ばかりでなく土地や譲れない条件もきちんと決めておくと良いでしょう。資金計画をも同時に行い、注文住宅にかかる費用として土地代と建物代の目処を立てます。予算はどれくらいになるかを検討し、借入額もシミュレーションしておきます。

ここまでは自分で準備できる部分ですので、じっくりと時間をかけて準備するのがお勧めです。前準備ができたら、注文住宅を建ててくれる会社に相談しにいきます。土地探しと同時並行で行いますが、大手のハウスメーカーでは土地探しまで行ってくれることも多いので、人気のエリアで探している時には任せた方がスムーズです。良さそうな会社が見つかったら売買契約を結んで手付金を払いますが、この手付金は5~10%と結構高額になりますので、あらかじめ予算に入れておくことをお勧めします。

契約を結んだ後は建物のプランニングに入り、間取りや設備等の希望を伝えてプランを提示してもらい、見積りの内容に納得できたら工事請負契約を結ぶという流れです。同時に住宅ローンにも申し込み、建物確認審査を受けます。その後は着工して何度か現場に足を運んで確認しつつ、近隣の住民にもご挨拶しておきます。完成立ち合いを行って不具合が見つかったら修正してもらい、引き渡しとなります。